日本弁理士会 中国会

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「日本弁理士会中国会会長 就任のご挨拶」

2023.04.12

令和5年4月1日より、日本弁理士会中国会の会長を務めることになりました、末次です。就任にあたり、ご挨拶を申し上げます。
日本弁理士会中国会は、日本弁理士会に属する 9 つの地域会のうちの 1 つであり、広島県、岡山県、山口県、島根県及び鳥取県の中国地方5県で活動する約 150 名の弁理士が所属し、広島市に中国会事務所を設けております。
弁理士は知的財産に関する専門家であり、知的財産権の適正な保護及び利用の促進その他の知的財産に係る制度の適正な運用に寄与し、もって経済及び産業の発展に資することを使命としています。この数年、100 年に一度のパンデミックと言われる新型コロナウイルス感染症によって、一時的な社会経済活動の停滞があった一方、ステイホームやリモートワーク、非接触等の生活様式の推進によって、デジタル化の一層の加速や社会ニーズの大きな変化が伴いました。また、新型コロナウイルス感染症の流行も収束に向かいつつあり、社会構造の更なる変化が見込まれます。このような変化は新たなビジネス機会の創出につながり、イノベーションを支える知的財産の重要性はこれまで以上に高まっていくことでしょう。そして、知的財産の重要性の高まりに伴って、我々弁理士の果たすべき責務も増すものと思われます。
日本弁理士会中国会といたしましても、知的財産の専門家として、知的財産制度の普及活動を通じて社会貢献・地域貢献により一層取り組み、中国地域経済の発展の一助として努めていく所存でございます。
最後に、中国会会員及び関係者の皆様からも、ご協力・ご支援を引き続き賜りますよう、何卒宜しく願い申し上げます。

(日本弁理士会中国会 弁理士 末次 渉 )