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「弁理士が行う知財コンサルについて」

2017.03.15

弁理士が行う知財コンサルは、弁理士が従来から行っている知財相談とは異なるということをPRしたいと思います。
弁理士が従来から行っている知財相談は、相談者が考えられた発明や商標について権利化の可能性や発明の権利範囲を広く強くする助言をすることを主眼においているのに対して、弁理士が行う知財コンサルは、相談者が企業の発展を図るために、今後どのように発明や商標を考えていくべきかを助言することに主眼を置いています。
例えば、知財コンサルは、まず企業に出向いて企業の技術力等の内部環境分析や企業を取り巻く外部環境分析、経営者のこうしたいという思い等の企業に関する情報を収集し、競合企業や類似事業企業の知財状況を調査する等して、今後の企業の取り組むべき経営戦略の方向の提案と、この提案した経営戦略の方向に対して強力な推進力となる発明や商標をどのような観点から考えていき取り組むべきかを相談企業に適応した助言します。
弁理士の行う知財コンサルはまだ市場に広まっていませんので、日本弁理士会が広めようとして知財キャラバン事業として現在は相談者には無料で行っていますので、他社と差別化が難しく売り上げが伸びないことに悩んでおられる企業や競合企業があり利益率確保に悩んでおられる企業など自社に知財権による強みを有して現状打破を図りたいと思われる企業は是非日本弁理士会の知財キャラバンに申込みいただけたらと思います。

(日本弁理士会中国会 弁理士 田村 善光)