「日本弁理士会による大学等支援事業について」
2017.06.21
その他日本弁理士会の知的財産支援センターでは、大学・大学院・専門学校(以下、大学等という。)の知的財産の啓発及び強化に貢献すること、及び、弁理士の認知度を高めることを目的として、大学等に出向いて知的財産の講義を原則無料で実施しています。
活動内容は、申請のあった大学等から、受講生の専門領域・知的財産に対する認知度、大学等の講座の目的・講座内容の希望・弁理士講義に期待すること等の事前情報をもらってから、申請のあった大学等に訪問して講座の内容を煮詰めて決めた講座に適する弁理士に講義をしてもらうことをしています。講義例としては、知的財産の一般的な講義、受講生の専門分野における知的財産上の特徴に関する講義、知的財産戦略の講義など、大学等の要望に沿った講義をしています。講座回数は単発講座(1~2回)や連続講座(3回以上)で、実績は連続講座の方が多いです。
昨年度から大学等支援活動の強化を図ろうとしており、今までは関東、東北、関西の大学等で実施していますが、今年度に中国地方の大学からの新たな申込みがあり来年度の講座開設に向けて準備を進めているところです。是非、中国地方の大学・大学院・専門学校で本事業の支援に関心をもっていただき日本弁理士会までお問い合わせをいただけたらと思います。
(日本弁理士会中国会 弁理士 田村 善光)